UPAA海外協定大学はイギリス 、アメリカ 、オーストラリア、カナダ 、アイルランド 、ニュージーランドに加え、ドイツ、オランダ、マレーシアの3か国が加わり、9か国になりました。世界には国それぞれの教育制度があり、日本との教育制度の違いから各国への入学方法が異なります。ここでは、協定大学への入学方法について説明します
世界各国の教育制度や学校教育課程年数は国によって異なりますが、大きく2つにわけると、日本と同様、初等中等教育の年数が12年間の国と、もう1つは13年間の国になります。 UPAAの場合、12年間の国にはアメリカ・カナダが該当し、2か国とも日本と同じく大学を4年で卒業することが可能です。 13年間の国には、英国・オーストラリア・ニュージーランド・アイルランド・ドイツ・オランダ・マレーシアが該当します。これらの国では、3年間で学士課程を修了することが可能です。 (英国のスコットランドは12年間ですが、スコットランドの一部協定大学では13年間の教育制度に合わせて設計された3年間の学士課程も用意されています) 下記に13年間、12年間それぞれの国の大学の入学方法をご案内します。
International Foundation(インターナショナル・ファウンデーション)(FDN)は、イギリス・アイルランド・オーストラリア・ニュージーランド・マレーシア(インティ国際大学)・ドイツ・オランダの協定大学の入学方法の1つです。 日本との教育制度の違いから、日本の高等学校卒業生は、FDNを経て、大学1年生に進学するのが一般的です。FDNはアカデミック英語と学士課程で必要となる専門分野の授業で構成されています。 アカデミック英語と専門分野の授業は相互に連携しており、大学進学後に必要な専門分野の知識・見識やスキルを学びます。FDNで所定の成績を修めると大学1年生(学士課程)に進学します。
International Year One(インターナショナル・イヤー・ワン)(IYO)は、イギリス・オーストラリアの協定大学の入学方法の1つです。 IYOは、その国の大学教育をスムーズに履修できるように編成された、現地学生の大学1年次に相当するカリキュラムとなっており、初年度は、アカデミック英語、スタディスキル、専門分野を並行して履修します。 各授業は相互に連携しており、大学の授業を履修するのに必要なスキルを身につけ、所定の成績を修めると大学2年次に進級します。 IYO履修科目の一部は卒業単位として認められますので、高等学校卒業後、3年間で学士号が取得できます。 (オーストラリアの大学では、学士課程により、学士課程修了年数が3年~5年間となることもあります) 前項の通り、日本の高等学校卒業生は、一般的にFDNを経て(大学の)第1学年に進学しますが、日本の教育の質の高さから、一部の協定大学・専攻分野においては、IYOへの入学を認められています。 ※スコットランドでは学年制の違いによりIYO(スコットランドでは、Year Twoと呼ばれます)修了後、大学3年次に進級します。(イギリスと同様に合計3年間で学士課程を修了します)
Undergraduate Pathway(アンダーグラデュエイト・パスウェイ)(Pathway)は、教育課程が12年間のアメリカおよびカナダの協定大学に入学する方法の一つです。 その国の大学教育をスムーズに履修できるよう留学生向けに編成された大学1年次相当のカリキュラムとなっています。 初年度は、アカデミック英語、スタディスキル、学部教科を並行して履修し、大学の授業を履修するのに必要なスキルを身につけた上で、第2学年に進級します。 (Pathwayで取得した科目は卒業単位として認められます。)Pathwayで入学した学生も現地学生と同じように、大学の学生証が発行されるほか、大学内の施設も利用することができます。 ※アメリカの「International Year One」は2023年度より「Undergraduate Pathway」に改称されました
アメリカ、マレーシアの協定大学では、現地学生と同じように大学1年生に直接入学する「アンダーグラデュエイト・ダイレクト(Direct)」で入学できます。 一般的にDirect は英語を母国語とする学生の入学方法と同様となり、アメリカの協定大学では、エッセーや推薦状が求められるケースもあります。 アメリカの協定大学は入学方法によって修業年限は変わりませんが、Pathway に比べ学費全額免除など、給付額の大きい奨学金へのチャンスが広がりますので、特に英語の成績やGPAの高い生徒にとって、一つの選択肢となります。 マレーシアの場合、インターナショナル・ファウンデーションを経て入学するのに比べ、卒業までの年数が1年短くなるため、経済的な入学方法と言えます。